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鈴木卓爾|監督

映画監督・俳優。1967年静岡県磐田市に生まれる。高校時代に、短編8ミリアニメーション『街灯奇想の夜』(1984)を制作。自らにカメラを向け制作した自撮り8ミリ映画『にじ』(1987) が88年度 PFFにて審査員特別賞を受賞。1995 年、斎藤久志監督のVシネマ『夏の思い出〜異常快楽殺人者』で主人公の殺人犯を演じ、俳優としても活動を始める。1998年、古澤健監督の短編16ミリ映画『怯える』に出演。2009年公開の『私は猫ストーカー』が、長編劇場映画の一作目と なる。2016年、映画美学校アクターズ・コース第1期高等科生11名を登場人物として発想した映画『ジョギング渡り鳥』を全国で公開。監督作に、『ゲゲゲの女房』(2010)、『ポッポー町の人々』(2012)、『楽隊のうさぎ』(2013)等。2018年、京都の路面電車を題材にした映画『嵐電』を監督し、2019年に公開予定である。 

古澤健|脚本・プロデューサー

映画監督・脚本家。高校生の頃から8ミリ映画を撮り始める。『home sweet movie』が97年度PFF にて入選(この時の一次審査員が鈴木卓爾だった)。98年『怯える』(鈴木卓爾主演)がクレルモン=フェラン短編映画祭に招待される。『超極道』(2001 瀬々敬久監督)で脚本家として、『ロスト★マイウェイ』(2004)で監督としてプロデビュー。脚本作に『ドッペルゲンガー』(2002 黒沢清監督/共同脚本)、『こっくりさん 日本版』(2005 坂本一雪監督)、監督作に『making of LOVE』(2010)『今日、恋をはじめます』(2012)『一礼して、キス』(2017)他多数がある。最新監督作『青夏 きみに恋した30日』が本作と同時期に全国公開予定。テレビドラマにも意欲的であり、演出作に『37.5°Cの涙』(2015)『メガバンク最終決戦』(2016)などがある。 

中瀬慧|撮影 

1988年生。東京都出身。A型さそり座。映画を中心にテレビドラマやCMなど多くの作品に参加。 主な撮影作として、『天使の欲望』(2013/磯谷渚監督)『その「おこだわり」、私にもくれよ!!』 (2016/松江哲明監督)『she/ll』(2017/佐津川愛美監督)『あの日々の話』(2018/玉田真也監督) 『Very Fancy』(2018/柳英里紗監督)など。鈴木卓爾監督とは『お洒落なエチュード』(2012)、 『鈴の音』(2011)、『ジョギング渡り鳥』(2016)を経て今作で4本目。 

川口陽一|音響

1980年生。神戸市出身。関西大学文学部哲学科卒。映画美学校フィクション・コース第11期高等科修了。中3でバンドを始め、学生時代に8mmも含め7本の映画を作る。主な担当作品は『天使の欲望』(2013/磯谷渚監督)、『EVIL IDOL SONG』(2016/大畑創監督)、『ファンタスティック ライムズ!』(オムニバス映画「LOCO DD 日本全国どこでもアイドル」FantaRhyme 篇)(2017/大工 原正樹監督)、『They Survive』(2017/篠崎誠監督)など。鈴木卓爾監督とは本作以外に『ジョギング渡り鳥』(2016)、『All Night』(2014)の音響を担当。2016 年には「月刊 長尾理世」で『この世の果てまで』を監督。 

玉川直人|照明

1977年生。映画美学校フィクション・コース第9期高等科修了。主な照明担当作品に、『へんげ』 (2011/大畑創監督)、『スリー★ポイント』(2011/山本政志監督)、『イヌミチ』(2013/万田邦敏監督)、『SYNCHRONIZER』(2015/万田邦敏監督)、『霊的ボリシェヴィキ』(2017/高橋洋監督)などがある。鈴木卓爾監督とは本作以外に『ジョギング渡り鳥』(2016)、『All Night』 (2014)の照明を担当。 

浜田みちる|編集

映画美学校フィクション・コース第6期初等科、第13期高等科修了。『love machine』脚本・ 編集(2011/古澤健監督)、『姉ちゃん、ホトホトさまの蠱を使う』予告篇編集(2011/大工原正樹監督)、『どきどきメモリアル』編集(2014/古澤健監督)ほか。鈴木卓爾監督とは、在学中に『春雨ワンダフル』(2003/青山あゆみ監督/鈴木卓爾主演)で出会う。 

澁谷浩次|音楽

1970年、北海道生まれ。12才頃から自宅録音を始める。1998年に仙台で音楽グループ・yumbo を結成し、全曲のソ ングライティング、アレンジを手掛け、 yumbo以外のソロプロジェクトも多数、結成と解散を繰り返す。2015年には越川道夫監督作『アレノ』で初の映画音楽を手掛け、 同監督の『二十六夜待ち』(2017)にも参加。 

大橋俊哉|撮影助手

映画美学校フィクションコース13期高等科修了。スタッフとして『love machine』(古澤健監督)撮影助手、『旧支配者のキャロル』(高橋洋監督)照明助手に参加。鈴木卓爾監督作『ジョギング渡り鳥』に撮影応援で参加したのをきっかけに、『ゾンからのメッセージ』では本格的に参加。

五十嵐皓子|制作担当

1982年生。ドイツ出身。映画美学校フィクションコース第13期高等科・脚本コース第4期高等科修了。共同脚本参加作品、月刊長尾理世11月号『牛乳配達』(2015/監督:長尾理世、小田篤)が、したまちコメディ大賞2015準グランプリを受賞。初長編作として、第13回CO2助成作品『可視化する心たち』(2018)を監督。

大城亜寿馬|制作担当

監督作に「惑星直列 春の終わり〜金田元太郎の場合〜」(2013年)、「麗しのアンジェニュー」(2014年)など。助監督、制作、編集として「この世の外へ−クラブ進駐軍−」(阪本順治監督)、「隣人13号」(井上靖雄監督)、「スリーポイント」(山本政志監督)、「GARO2」(雨宮慶太監督)「ただいまジャクリーン」(大九明子監督)など他多数。「シンクロナイザー」(万田邦敏監督)では医者役として映画初出演。現在は株式会社ナディアにて制作業務を行ないつつ、自身の長編を作る機会を伺っている。

石川貴雄|助監督

監督作に『本日、引越し致します 』(2015/19th CHOFU SHORT FILM COMPETITION 奨励賞、月刊長尾理世)、『くちびるコミュニケーション』(2010)、『暗転』(2016)、『愛・おぼえてますか』(2013/共同監督:冨永圭祐)など。出演作に 『love machine』(古澤健監督)。同じく鈴木卓爾監督作『ジョギング渡り鳥』(2016)では助監督・制作を務める。 映画美学校アクターズ・コース第2期ティーチングアシスタント。

磯谷渚|監督助手

映画美学校フィクション・コース第13期高等科修了。監督作に『わたしの赤ちゃん』(2010)、『天使の欲望』(2013)。古澤健監督の『love machine』(2012)で美術助手、『どきどきメモリアル』(2014)には録音で参加。

本田雅英|監督助手

映画美学校フィクション・コース第13期高等科修了。監督作に『恐竜いらない』(2010)、スーパー8で撮影した『时空隧道』(2015/月刊長尾理世 7月号)など。また本作では、美術も共同で担当。

深田晃司|現場ドキュメント撮影

1980年生。東京都出身。映画美学校フィクション・コース第3期高等科修了。2005年、劇団青年団に演出部として入団。主な監督作品に、『歓待』(2010/第23回東京国際映画祭日本映画「ある視点」部門作品賞他)、『ほとりの朔子』(2013/第35回ナント三大陸映画祭グランプリ・若い審査員賞他)、『淵に立つ』(2016/第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞、第67回芸術選奨文部科学大臣新人賞他)、『海を駆ける』(2018)などがある。2018年フランス文化大臣より芸術文化勲章シュバリエ(騎士)受章。

中嶋義明|美術協力

埼玉県深谷市で,『SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム』(2010)、『舞妓はレディ』、『野火』(2014)『阿修羅少女』(2016)などの映画作品でセットを制作。出演作も多数あり、鈴木卓爾監督作品では『駄洒落が目に沁みる』(2011)、『ジョギング渡り鳥』(2016)に出演。ブーメラン竹とんぼの発案者としても有名である。株式会社中嶋建設社長。

強瀬誠|ロケーションマネージメント 

埼玉県深谷市で深谷フィルムコミッションとして活動。作品規模を問わず数々の日本映画を深谷 に迎え、町じゅうを巻き込みながら様々なアプローチで作品づくりに携わる。鈴木卓爾監督とは 『ゲゲゲの女房』以来親交を深め、『駄洒落が目に沁みる』(2011)、『計測少女百合1号』(2012)、 『ジョギング渡り鳥』(2016)など複数の映画を協同制作している。近年の撮影協力作品に『モリのいる場所』(2018/沖田修一監督)、『ビジランテ』(2017/入江悠監督)、『ギャングース』 (2018/同)、『野火』(2014/ 塚本晋也監督)などがある。

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